「外れたみんなの頭のねじ」はコミックアプリGANMAにて連載中で、基本は毎話完結のショートストーリーですが、時々長編もあります。
他のコミックでは絶対味わえない内容と、正直、何が何だかわからない怖さがこの中にあります。
世の中の何が正しいのか?と訳が分からなくなるサイコパスストーリー。
読むと怖くなるだけでなく、気持ち悪くなる可能性も有るので注意して下さい。
今回はその最新刊の7巻のネタバレを行い、同時に全体の恐ろしさも紹介していきたいと思います。
これまでの「外れたみんなの頭のねじ」
主人公・七緒ミサキはごく普通の女子学生。
しかし、ある時自分の周りが何か狂っていると言う事に気付きました。
同時に部屋にカバみたいな悪魔、べへリンが現れます。
自分は周りの人には見えないと言うべへリン。
べへリンは自分に周囲が狂っている事を信じさせれば、第三の目が開き皆を正気に戻す手助けをしてくれると言います。
色々調べて行くうちに、謎の人物の未道未先によって狂わされた日が6月13日、ミサキには凶悪なもう一つの人格・みさきがいる事などが分かってきます。
その他、周りを「死すべし」と金属バット等で襲撃していく薮中かすみや「7」を異常に信仰し意味不明な行動をする「セブンス」等、超個性な人物たちが登場し、この物語は進んでいくのです。
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「外れたみんなの頭のねじ」7巻あらすじ・ネタバレ
115~118話 アサナシ教壊滅
以前の話で触れられていたアサナシ教が壊滅した話です。
問題児を「清浄」(良くいう事を聞く洗脳の様な事を?)していた「アサナシ」と言う宗教団体でしたが、「613」の後には200人が15人になってしまいました。
三代目教祖であった三葉は、それを「浄化」と呼びます。
夜を汚すものとして、カップルをばらばらにして体をくっつける「ヴィクテム・アート」を行っていきました。
そして、頭の形が気に入ったからとミサキを誘拐してバラバラにしようとします。
ミサキはそこになぜか呼ばれていた「セブンス」に
「613と今この場に残されたメッセージに気付け」
と言うと
「三葉に死(4)を」
「6より13を引けば-7」
「613を否定する7人の教徒を引け」
と言う意味の分からない解釈をして、そこにいる教徒と三葉を惨殺していきました。
ミサキは以前ここに送られていた、元クラスメイトの井上に助けられて脱出します。
しかし、その後のミサキの様子が変わりべへリンから
「ミサキか? それともみさきか?」
と言われています。
119話 スマホ中毒の話
ミサキが先生の狩尾にされた話です。
スマホ中毒の女生徒がスマホを没収されました。
女生徒は異常な顔をして
「6235978454178526アルパカパスタコスパリストラ」
等を口走り、休み時間にスマホを貸してくれなかったクラスメイトに
「イイネ、シェア…、チェックチェック」
と言いながら、クラスメイトの耳の穴に指の根元まで突っ込み流血させ、異常な顔をしていたのです。
120話 夜11時の男
ミサキの近所に、毎晩11時に奇声を出す男がいました。
関与しないようにしていたミサキでしたが、ある時レンタルビデオの返却期限だった為夜に出かけます。
その日奇声の男と会いましたが、特に可笑しなことをすることなく無表情の普通な顔だったのが逆に不気味だったのでした。
121話 逃亡犯
ミサキの同級生の女子生徒が、連続殺人犯がどこかで見た事がある事に気付きました。
その為周りの色々な写真を撮っていると、ミサキの「足元」と言う発言からある事を思い出します。
その犯人は何故かいないと言われ、認識しないようになっていた実の父親で
「気付いたかい?」
と急に後ろから身を乗り出して現れました。
122.123.128~131話 ミサキとみさき
話に一度ちょっと間がありますが、ミサキが別の人格みさきになっていると思われる回です。
学校にクワバタマチコが転校してきました。
以前の同級生であり、昔の事でミサキをからかうと、ミサキは急に怖い顔でクワバタの指を取り折ろうとするような動作を見せます。
「謝れ」
「早く早く早く早く早く早く…」
と言われクワバタは一度は謝るも、その後ミサキをいじめようとしました。
ミサキのロッカーに呪いの藁人形をつけたクワバタ。
ミサキは笑って
「あんな雑な藁人形で人を呪おうなんて…」
と言い、一週間後に表現できない気持ちの悪いくさい人形を自分のロッカーに貼ったのです。
その人形からは屍臭がしたとの事で、クワバタを怖がらせました。
その後もいじめをしようと机に落書きをしたり、彼氏に襲わせようとしたクワバタ。
ことごとく失敗してしまいます。
トイレでミサキに声を掛けられ、いじめをやめるように注意をされます。
止めないならと入れ物に入った麺のような寄生虫を出したミサキ。
その顔は本当に怖いです。
クワバタはその様子を見て
「本当はお前が、お姉さんを殺したんだってウワサなんだよ」
とミサキに言います。
ミサキはそれを聞き、気持ち悪くなり
「私はいったい誰?」
と鏡を見て言います。
そこに来たクラスメートの戸田さんは、諭すようにミサキを落ち着かせるも、落ち着かせた後の戸田さんの顔は虚ろだったのでした。
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124話 美術の作品
美術の作品を作っている中、帰りたくないと言う女生徒がいました。
家がおかしいとの事で、最後には母親が右目をくりぬきビー玉やコイン等を詰め込むようになっていたとの事。
しかし、そもそも女生徒はただのおばさんで女生徒ではなかったのです。
125話 鉄仮面
人を「ワッタル」と言いながら追いかける鉄仮面がいました。
ある時ミサキがその鉄仮面と遭遇すると、鉄仮面はミサキの事を知っていました。
誰か聞いても誰か分からず、気味悪がるミサキ。
鉄仮面はそれを分からない恐怖だと面白がっています。
126話 妹
ある女生徒が義理の妹が出来ました。
不気味な顔で指をかみ、悪口を聞きたがる妹。
電話でミサキのクラスメートの戸田に相談すると、この話自体が悪口な事を教えます。
それに女生徒は笑いだしその夜、妹に
「バァーカ」
と妹の悪口を言い続けるのでした。
127話 キャリーバック
田舎でバスを待っていたミサキは、キャリーバックを持っているおじさんに出会います。
暑いとキャリーバックを開けるおじさん。
中には死体の様な物が入っていて、おじさんは耳からストローで何かを吸っています。
ミサキは逃げだし家に帰るも、何処からかキャリーバックの音が聞こえてきました。。
132話 ぺちゃんこ
あるサイトで、人がぺちゃんこになるのを想像して楽しむ女性がいました。
そして、同じ趣味を持つアツシと付き合うのです。
「613」の後アツシは深夜の建築現場で下敷きになって死にました。
その死んだ姿を見て女性が言ったのは
「なんだ 頭蓋骨ってそんなに固かったんだね」
と言う、冷めた言葉でした。
その後その女性は、エレベーターで有り得ない状況での圧殺事故で死んだというお話…。
133話 未道未先
「613」のカギを握る未道未先なのですが、行方不明のためミサキはどうすればいいか悩んでいます。
町で未道未先を導き手とする宗教の勧誘に会い、驚くミサキ。
しかし、入信条件が「人の死が存在しなくなった世界は何が起こるか?」と言う問いに、答えなければならなかったのです。。
(第8巻へ続く)
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『外れたみんなの頭のねじ』7巻の感想
とりあえず内容を文章で表しましたが、この話の狂気にかられた本当の怖さはコミック等で読む事で分かると思います。
何が本当かわからなくなる、登場人物の考えが全く理解できない所に一番の怖さがあり、所々は怖いと言うより気持ちが悪いです。
謎の解明は少しずつ進んでいるようにも見えますが、話の全てが狂っているため正直納得できる答えが得られるのかも分かりません。
怖いけれど何故か気になるストーリー。
絵を見るのも怖いけど、ストーリー展開が気になる皆さんはこれからもネタバレ記事でどうぞ。。