柚樹ちひろ先生の傑作TL漫画『獣人さんとお花ちゃん』15話のネタバレと感想です。
傑作人間界のトンネル事故の救出に招集された獣人救助隊。
その中で、サナティは人間の少女を助けようと落ちてきた天板の下敷きになってしまいました。
どうなる?サナティ!
獣人さんとお花ちゃん15話ネタバレ
うたた寝している花のところに、救助隊達が救助活動から帰ってきたと知らせが来ました。
しかしサナティだけが帰ってきていません。
花は、トンネルの天板が落下して下敷きになったサナティが重症を負ったと知りました。
獣人保護局の和狸がサナティの症状を伝えてくれましたが、花はもう不安で涙が溢れて止まりません。
しかしその中で和狸がサナティから花への伝言を伝えてくれました。
「ケガはすぐに治して帰るから笑って待っていろ」と。
怪我と戦うサナティの姿に、花も獣人保護局に対し、人間が行う獣人に対する不当な扱いを訴えることを決意します。
獣人への過剰な拘束や有無も言わさない鎮静剤の使用、不透明で強引な救助活動の要請などの改善を要求したものでした。
後日、その花の嘆願書を手にした和狸は、「愛を原動力にする者にはかなわない」と笑うのでした。
夏祭りでの再会
サナティが事故で入院してから1ヶ月。
獣人界では夏祭りが開催されています。
以前、サナティと一緒に来ようと約束した祭りだったので、雰囲気だけでもサナティに伝えたい花は、スマホで写真を取りまくります。
髪を結い上げた可愛らしい花の姿に、他の獣人達も花のことが気になり始めているようです。
様子を見に来た保護局の和狸と一緒に、花は祭りのランタン飛ばしをみつめます。
参加者が明かりをともしたランタンを空へと飛ばすのですが、それは、(獣人と人間との)壁のない世界、自由な空を見たい、という意味なのだそう。
花の書いた嘆願書は、和狸が行政に報告したのですが受け入れなかったと知り、ではその次にはもっと多くの人間の署名を集める、と花はめげません。
そんなキラキラした表情の前向きな花の姿に、保護局の和狸も「自分も頑張らねば」と花に感化されたようでした。
そして見つめるランタンの灯火の中、花はサナティの姿を見つけます!
駆け寄る花。
「ただいま、花」
と優しく微笑み、花を抱きしめるサナティの胸で、花は嬉しくて涙をこぼしました。
そこへ子どもたちがやって来て、「二人で願い事をしながら飛ばすように」と、ランタンを一つ持ってきてくれました。
大木の陰で甘い雰囲気の二人はランタンを飛ばし、再会の余韻に浸っています。
そして花に「心配をかけた」と甘いキスをするサナティ。
長い舌が花の口へ押し込まれると、花は
「ここじゃ、ダメ…」と
言いかけます。
そして、祭りは明日もある、と言って二人は帰路につくのでした。。
(ムフ、その後は…(* ̄∇ ̄*))
獣人さんとお花ちゃん15話の感想
ようやく帰ってきてくれたサナティ!
もう、最後のシーンなんかは、久しぶりに再会できた花の可愛らしい浴衣姿にムラムラきちゃってるサナティの様子がよく伺えました(笑)
花もサナティがいない間に、よく信じて一人で頑張ってこれたと思います。
嘆願書を提出してしまったので、和狸は相当立腹するかと思ったのですが、なんと花の獣人に対する真摯な姿勢と愛情に心を打たれてしまったようですね。
この相まみえることの出来ない2つの人種の壁が最終回までに取り払われるのでしょうか?
この行方と、もちろんムフフ❤(* ̄∇ ̄*)なシーンも楽しみに16話(最終話)を待ちたいと思います!