ハムラアキラ原作ネタバレ|濃紺の悪魔(ドラマ4話)衝撃の結末!殺害の依頼主とは?!

    ハムラアキラ原作ネタバレ

    ハムラアキラシリーズの『依頼人は死んだ』の1話として収録されているのが、今回紹介する「濃紺の悪魔」です。

     

    もちろん今回の主人公も、トラブルを招き寄せてしまう不運の女探偵・葉村晶となります。

    季節は冬、12月の暖かい日から物語はスタートします。

    今回も晶はひどいトラブルに巻き込まれてしまいますが待っているのは予想外の結末です。

    「濃紺の悪魔」の登場人物は、このあとの物語にも出てくるので要チェックですよ。

    それでは今回、ドラマでは第4話に当たる「濃紺の悪魔」では、アキラにどんなトラブルが待っているのか、原作をネタバレしていきます。

     

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    目 次

    ハムラアキラ原作「濃紺の悪魔(ドラマ4話)」ネタバレ

    無職の晶は、新宿にあるラウンジへで、退職した探偵事務所の所長、長谷川と会います。

    晶を殺し損ねた姉の珠洲が自殺をしたあとでした。

    「肩慣らしからでいいから戻ってきてほしい」

    そんな長谷川の提案を、渋りながらも晶は受け入れます。

     

    仕事開始から3日が経過し、晶は、都内ホテルの裏玄関で松島詩織という女性を待っていました。

    気になった四駆のナンバーを晶がひかえたところに詩織が現れます。

    すると四駆が彼女めがけて突進。

    とっさに詩織を救った晶は、そのまま別の車で逃げだします。

     

    警護対象者、松島詩織

    松島詩織は、もとは大手企業のOLでしたが、花屋に転身後に成功し、現在は多くの店を経営しています。

    エッセイの連載や講演会などもこなす彼女は、資産家の令嬢でもありました。

    身辺警護の契約は2週間。

    本人によると襲われる理由にはこころあたりはなし。

    しかしその依頼は想像以上にハードなもので、

    • 植木鉢が落ちてくる
    • 宅配便で虫のわいた生肉が送られてくる
    • 男が殴りかかってくる
    • 車に轢かれかける

    など、次から次に何かが起こるような状況です。

    対症療法を続けても片付かないと晶が告げると、詩織は、

    「雑誌の編集長になる話が外部に漏れたのが原因ではないか」

    と答えるものの、晶はその答えに納得できないと感じます。

     

    [originalsc]

    城都の嘘

    そこから1週間、嫌がらせは日に日に過激になっていきます。

    警察に引き渡した人数は7名、名前などの確認が取れた相手は20名以上。

    そんなある日、外で護衛していたはずの村木が警察に連れていかれてしまいます。

    詩織は寝室におり、晶と城都勇のふたりが警護を続けているときでした。

    「所長から、一気に問題を片付けると連絡があった」と城都は話します。

    そして詩織がいる寝室に向かおうとする城都を、晶が突然蹴り飛ばし、箪笥を使って閉じ込めます。

    長谷川に電話で確認すると、城都の話は嘘でした。

    晶は詩織がいる書斎に移動し、机などでバリケードを作り出します。

     

    詩織の殺害を依頼した人物とは

    城都は「松島詩織本人こそが殺害の依頼主」だといいますが晶は信じません。

    そんな晶を詩織が笑い、「疲れていた」と事の顛末について話し出します。

    詩織は、偶然入った酒場で会った男に、300万円で自分自身の殺害を依頼していたのです。

    その2日後、300万円が引き出された自分のキャッシュカードが届き、嫌がらせが開始。

    カードと一緒に入っていた手紙には「期限は三週間」と記載されていました。

    その段階で、残りの日数は、あと3日です。

    そこに詩織の伯父と長谷川が現れ、「精神状態が良くないから治療すべきだ」と詩織は連れていかれてしまいます。

    城都は、詩織本人からから手紙で30万を受け取ったと主張。

    警察による筆跡鑑定の結果は、詩織の筆跡にそっくりとのことでした。

    また他の加害者たちも、

    • 詩織が先に嫌がらせをしてきた
    • 詩織に依頼された

    と供述していました。

    納得いかないまま事件が終わったことから、晶は独自で調査を始めます。

     

    [originalsc]

    謎の男

    詩織の話をもとに「首に青あざのある男」を探し始めた晶。

    彼女は9軒目の店で、詩織のことを覚えているバーテンダーを見つけます。

    「男には見覚えがない」と話すバーテンダーは、グラスが割れた拍子に、男の存在を思い出しました。

    それを長谷川に連絡した晶は、詩織が病院に行く途中でトラックに轢かれ重傷を負ったことを知らされます。

    病院についた晶は濃紺のBMWに乗った、あざのある男と遭遇。

    「松島詩織さま」と書かれた300万円の領収書を残し、BMWは走り去るのでした。。

     

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    ハムラアキラ原作「濃紺の悪魔(ドラマ4話)」感想

    驚くべきことに、詩織の殺害を依頼したのは、詩織自身でした。

    長谷川に警護を依頼したということは、実際には死にたくなかったに違いありません。

    きっと本当に、ただ疲れていただけだったのでしょう。

    しかしラストでトラックに轢かれて重傷を負ってしまいます。

    さらに濃紺のBMWに乗った男が領収書を晶に渡したことから「殺害依頼は達成された」ということが分かります。

    つまり重傷を負ってしまった詩織は、助からなかったのです。

    晶に領収書を手渡したことから、男が晶の存在を知っていたことがうかがわれます。

    小説では「謎の男」は、このあとも登場して、執拗に晶を苦しめる存在となります。

    ドラマでも再び登場するのでしょうか?

    このさきの展開が楽しみです。

     

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