いよいよドラマ版も最終回を迎えた長編探偵小説ハムラアキラシリーズの「悪いうさぎ」。
主人公は、運の悪い女探偵、ハムラアキラ(葉村晶)です。
後半戦では、晶は監禁されていたトラックの荷台から無事に救助されます。
>>ハムラアキラ原作ネタバレ|最終回「悪いうさぎZ①」アキラを襲う後遺症
しかし、監禁により暗闇に対する強い恐怖を抱くようになってしまいました。
娘の居場所を明らかにするため、晶を呼び出した亜寿美は自殺。
そこで晶たちは、亜寿美の火葬場を突き止めて向かおうとしています。
いよいよ終盤戦。
きっとすべての謎が明らかになるはずです。
ドラマ版ハムラアキラ最終回のネタバレ②の始まりです。
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ハムラアキラ原作ネタバレ|最終回「悪いうさぎZ」②
ついに姿を現した美和、その正体は
眠れずに朝を迎えた晶はみのりに電話しますが、連絡はつきません。
そんな晶の家を刑事の柴田が訪ねてきます。
柴田によると、晶が監禁されたとき野中たち二八会のメンバーがいたのは山東銀行重役・児玉健夫の別荘で、滝沢喜代志、児玉夫妻、弁護士の丸山、別荘番の夫婦が野中のアリバイを証明していました。
カナが住んでいた部屋の管理人たちに野中の写真を見せた収穫はなかったようです。
しかし警察は、綾子が野中に連絡を入れていたという事実を掴んでいました。
綾子殺しの犯人は小島ですが、小島と野中のつながりは不明です。
そこに長谷川から電話が入り、野中が女子高生を連れて滝沢邸に入ったことが分かります。
晶は滝沢邸に向かいますが、加藤愛子は辞めており、家には入ることが出来ません。
タクシーを拾った晶は火葬場へと向かい、桜井と合流します。
火葬場には野中と女子高生、弁護士の丸山がいました。
やがて、刑事の柴田と速見も火葬場に到着し、滝沢に、美和が見つかった件を確認。
そこに弁護士の丸山が、制服を着た少女を連れて現れました。
ところが少女は厚く化粧をしており、美和かどうか晶にも分からない有様です。
刑事の2人は少女に化粧を取るよう求めますが、それを弁護士の丸山が拒否します。
そこで晶が友人に確認させたらどうかと提案し、友達の「平ミツル」を知っているかと聞いたところ、少女は、当然のように知っていると答えます。
しかし美和の親友の名前は、ミチルです。
その返事により、晶たちは少女が偽物であることを確信します。
さらに晶はミチルに電話をかけますがつながりません。
光浦に連絡すると、昨晩から様子が変わり、出かけたといわれます。
ミチルの様子が変わったきっかけは、前の晩に光浦が歌った「大黒様」という因幡の白うさぎと関係のある童謡でした。
それを聞いた晶は、二八会のメンバーに関する記事を確認します。
「大黒重喜」という、天保生命保険営業統括マネージャーの存在を思い出したのです。
しかし天保生命は既に倒産。
大黒の居場所を考えていた晶は、ずっと自分が引っ掛かりを覚えていたのが、野中ではなく二八会であったことに気付きます。
少女たちが失踪した時期が、二八会が狩猟に出かけた時期と重なっていたのです。。
二八会の獲物となった「うさぎ」とは
晶は火葬場を出て、ユニコーン建設に向かい、平と会います。
ミチルが姿を消し、拘束されている可能性があると伝えますが平は相手にしません。
しかし、うさぎと聞いて思い当たることはあるか聞くと彼は動揺を見せます。
「ミチルがうさぎになる」
と伝えると平は大黒に連絡。
やはりミチルは大黒のもとを訪れている様子です。
大黒は現在福島にいて、滝沢の別荘番をしていました。
晶と平は車で福島へと向かいますが、その途中で、平が狩猟について話しだします。
今年の3月、平は、久々に二八会での狩猟に参加したのです。
開始前に野中が挨拶をし、「特別なゲーム」を用意していると説明しました。
大黒が見つけてきたかわいいうさぎが山中に放たれているというのです。
ゲームが進み、やがて、うさぎが仕留められました。
そのうさぎとは、、、
人間だったのです。
悪いうさぎ
日が傾いたころ、晶と平は、滝沢の別荘に到着します。
道端にはミチルが持っているお守り袋が落ちており、晶は彼女の存在を確信します。
晶は平に警察に行くように指示し、長谷川に連絡したあとで、別荘を訪れます。
大黒が晶を出迎えますが、ミチルを迎えに来たといっても相手にしません。
追い出されそうになった晶は、思わず、うさぎに志願しにきたと言い出します。
すると大黒の様子が変わり、晶を別荘の中に招くのでした。
通された部屋には檻があり、そこには、体を丸めたミチルが入っていました。
大黒はミチルを、噛んだり、わめいたりするから「悪いうさぎ」だといいます。
大黒たちは、逃げ切れたら大金を与えると嘘をつき、うさぎとして少女たちをゲームに参加させていたのです。
晶は檻に近付き、携帯電話を床に置き、ミチルに渡そうとします。
さらに大黒との会話により、
- 最初のうさぎを仕留めたのは丸山
- 「クマ」を仕留めたのは野中
ということが分かります。
さらに晶が2番目のうさぎを仕留めた人物について尋ねると、大黒は、「滝沢」だと答えるのでした。
晶は、うさぎのマスクを被せられ、車のトランクに放り込まれます。
山の中につくと、大黒は、晶に目印として蛍光塗料をつけました。
日没後に狩りを始めるという言葉に、晶はあてもなく逃げだしました。
やがて分かれ道にあたり、悩んだ末に、晶は山を登ることを決意します。
マスクの口の部分を噛み千切って呼吸を楽にし、蛍光塗料の光を頼りに、強い暗闇への恐怖を抑えながら山を登り続けるアキラ。
やがて晶は、木々が視界を遮らない場所に出て、細い月と、星の光を目にするのでした。。
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ハムラアキラ原作ネタバレの感想
最終回「悪いうさぎZ」②
この終盤戦で、ついに「ゲーム」の正体が明らかになってしまいました!
また、タイトルの意味も明らかになりましたね。
野中たち二十八会のメンバーたちは少女を「うさぎ」として狩猟を行っていたのです。
現時点で「うさぎ」になったと思われるのはカナと美和で、うさぎを撃ったのは丸山と滝沢です。
晶のようにマスクをつけられているのなら、うさぎの顔は誰にも見えないはずです。
そう考えると、思い浮かべてしまうのは最悪の結末です。。。
終盤戦は、晶が星の見える場所に出たところで終わっており、事件が解決したかは不明。
そのため、すべての謎が明らかになるのは次の「前哨戦再び」になるようです。
予想通り、待っているのは最悪の結末なのでしょうか。
そうではないことを願わずにはいられません。