前回では綿積高校で噂される教員トイレのぼーちゃんの謎を検証するために、あまちんたちは教員トイレに向かいます。
必死に撃退しようとするタツミでしたが、幽霊の正体は学校に住みついているアレだったのでした。
今回は、少年マガジンエッジで連載中の『あまちんは自称♂』3巻のネタバレと感想です!
あまちんは自称♂3巻のネタバレとあらすじ
第14話 妹♂
ごきげんなあまちんは放課後、タツミをカラオケに誘います。
オンチだしやだと断ろうとするタツミ。
そこに
「おにーちゃん!」
と呼ぶ声がします。
振り向くとそこにいたのはタツミの妹・上下苗美でした。
タツミに抱き着く苗美。
あまちんは苗美にあいさつしますが・・・。
「気づかなかったよぉ~」
と威圧的な態度を見せました。
タツミの横をゆずろうとしない苗美は、昔からあまちんに当たりが強いらしい。
あまちんは苗美と仲良くなりたいと思っていますが、今日はあきらめようと帰ろうとします。
その時、苗美がもっとおしゃべりしたいとあまちんを引きとめました。
やっと心を開いてくれたのかと、うきうきしてタツミの家にあがるあまちん。
あまちんと2人になった苗美は、人形で遊ぼうとあまちんを誘います。
苗美が取り出したのは首のないクマの人形。
首がないと言うあまちんに苗美は、心のキレイな人には見えると言いました。
目はまったく笑っていません。
イジメるために家に呼んだのか・・・!?と悟るあまちん。
人形遊びをしながら苗美は恋の相談を始めます。
相談の内容は、ライオン(タツミ)とうさぎ(苗美)のジャマをするクマ(あまちん)をどうすればいいか?というもの・・・。
殺気を感じたあまちんはクマさんもライオンさんのことを勃っちゃうくらい大好きと反論します。
勃つ・・・という言葉を聞いて苗美は一言。
「なえるわぁ・・・」
意味はわからないけど
「たつ」
という言葉が、
「好き」
ということだとわかっている苗美は、もう言わないでと脅しをかけました。
苗美はあまちんに好きという気持ちをなくしてほしいと、もう1つのお願いします。
しかし、あまちんは好きという気持ちは簡単にはなくせないと本心を打ち明けました。
タツミが好きという気持ちはよくわかるとわかってくれた苗美。
そこにタツミが帰ってきて、あまちんに苗美と遊んでくれてありがとうとお礼を言います。
良い兄すぎて
「勃つわー!!!」
と発言するあまちん。
また言ってる・・・とムスっとする苗美。
タツミも意味を教えてくれないし大人はズルいと思う苗美なのでした。
第15話 増殖♂
サッカー部の立杉炎牙は、サッカーはうまいけど身長が低く、強いけどなんかカワイイと言われていました。
そんな立杉は滑川と同じ中学出身。
帰りに遊びいこうと誘いますが、先約があると断られます。
初めて断られたとショックを受ける立杉は、誰と約束したのか気になって後をつけました。
するとそこにはあまちんの姿が。
あまちんのことを女子だと思っている立杉は、さらに気になってしまい後をつけます。
街に出たあまちんと滑川。
滑川は女装をします。
立杉は滑川だと気づかず、あんな彼女が欲しいと思いながら見張りを続けました。
その途中、滑川がハンカチを落としたので拾ってあげる立杉。
滑川は思わず
「たっちゃん」
と呼んでしまいます。
たっちゃんと呼ばれて、初めて滑川だと気づく立杉。
男はナメられたら終わりだと女装を認めない立杉ですが、あまちんは見た目ではなく心強さも男らしくてカッコイイと伝えます。
きっと立杉も女装のことを受け止めてくれる。
そう言ってあまちんは滑川に話を振りました。
女装するのはすごく楽しい。
イヤイヤじゃないと打ち明ける滑川。
受け止められるのか・・・?
思い悩む立杉に滑川は一緒に女装しようと誘ってきました。
その後、あまちんは強引に立杉を女装させます。
身長が低い立杉は女装が似合っていました。
滑川は立杉にとてもかわいいと言います。
それに対し立杉は
「お前のほうがカワイイわクソがぁ!」
と吠えるのでした。
第16話 野外♂
遠足で野外炊飯を始めるあまちんたち。
みんなでカレーを作ることになりますが、先生からカレーに合う伝説のキノコの話を聞きます。
その名も
『珍・タマゴタケ』
料理が苦手なあまちんはタツミの力になりたいと思います。
伝説のキノコを見つけたらタツミが喜んでくれるかも・・・。
そう考えたあまちんは1人で伝説のキノコ探しに行きますが、森でクマと遭遇してしまいます。
一触即発の状態・・・。
なかなか帰ってこないあまちんを心配して森にやってきたタツミは、あまちんの悲鳴を聞きます。
悲鳴が聞こえたところに向かうと、あまちんが助けを求めていました。
クマはあまちんを自分の子供と勘違いして優しく抱っこしていたのです。
クマはあまちんにエサを食べさそうとしていました。
そのエサの中に偶然伝説のキノコが・・・。
タツミが伝説のキノコに気づいたその時、委員長がやってきます。
いつものようにつまづいて転ぶ委員長・・。
クマにダイレクトアタックをしてしまい、クマが怒り出します。
先生を呼んでこようとしたタツミでしたが、その前に何かを発見しました。
あまちんに襲いかかろうとするクマ。
タツミはさっき発見したクマの子どもを差し出します。
怒りが静まったクマは親子で森に帰っていきました。
動物と心通わせるタツミ。
そんなタツミを見てあまちんは
「勃つわー!!!」
と興奮しました。
無事に伝説のキノコを持ち帰ったあまちん。
さっそくカレーに入れてみますが何だかムラムラしてきます。
伝説のキノコ
『珍・タマゴタケ』
は精力剤にも使われるキノコなのでした。
第17話 祭♂
お祭りにきたあまちん、タツミ、滑川、立杉。
あまちんはこのお祭りでタツミに告白しようと考えています。
お祭りの途中、お稲荷さんにお参りするあまちん。
その時、狐の像の目が怪しく光ります。
お祭りを楽しむあまちんとタツミ。
あまちんは途中、トイレに向かい心の準備をしました。
その瞬間、光に包まれたあまちんはいつの間にか外へ。
さっきまで大勢の人がいたのに、いなくなっていました。
そこにあらわれたタツミは、あまちんの手をとって茶屋街に。
いつもより優しいタツミに違和感を覚えます。
それでもタツミにドキドキするあまちんは、告白がうまくいきそうだと思いますが、目の前にいるタツミがニセモノだと気づきました。
あまちんがニセモノだと気づいた理由は
「勃たたないから」
ニセモノはあまちんを女の子と思っていたようで、俺は♂だという言葉を聞いてショックを受けます。
ニセモノの正体は狐でした。
狐を追い払ったあまちんが目を覚ますと、そこはトイレの中。
心配になったタツミが迎えにきてくれます。
あまちんは夢の中のようにタツミと手をつなぎたいと思い、タツミにお願いしました。
タツミは一度断りますが、その後すぐに手を差し伸べます。
ツンデレのタツミに思わず
「勃つわー!!!」
と興奮するあまちん。
告白はできなかったけど、手をつなげたからいいかと満足するあまちんなのでした。
第18話 妄想♂
6月の綿積高校。
制服は夏服へと変わっています。
あまちんの夏服姿にテンションが上がるクラスメイトたち。
そんな中、あまちんをこころよく思わない女の子がいます。
彼女の名前は小波純。
広正理々子(ヒロマサ)、神居彩(カミィ)にグチをこぼしていました。
あまちんのせいで自分たちの扱いが雑になっていると不満をもっている純。
ヒロマサはどう思っているのと話を振りますが、ヒロマサは女の子同士の恋愛が好きで、あまちんと委員長で妄想している女の子だったのです。
カミィにもあまちんのことを聞く純ですが、カミィは絵に夢中な女の子でした。
どんな絵を描いているのかのぞくと・・・。
あまちんとタツミのオリジナルBL漫画を作成中でした。
あまちんのことを女神だというヒロマサ。
対してカミィはあまちんはタツミを襲う猛獣だと言います。
納得のいかないヒロマサですが、妄想は自由だと反論するカミィ。
その言葉にぐぅの音も出ないヒロマサでした。
ここで純はあまちんといつも一緒にいるタツミのことが気になります。
カレシとしてかなり有望・・・。
妄想する純ですが、そこにあらわれるあまちん。
妄想でもタツミは俺のモノ。
この発言にドキッとする純、ヒロマサ、カミィなのでした。
第19話 滝行♂
山に近い綿積高校では毎年行われる珍イベントが存在します。
それは
『滝行』
滝行をやりきると願いが叶うというジンクスがあり、それが目的で参加した様子のあまちん。
滑川や委員長もジンクスに興味があり、それぞれ願い事を考えています。
そこにあらわれたのは新居世界。
滝行ジンクスであまちんと付き合えるよう願うつもりです。
まずは委員長から滝行を始めます。
滝行中は自分を清めるために大声でザンゲしてくださいと先生が言います。
委員長はあまちんが男なのにすごくかわいいと思ってごめんなさいとザンゲしました。
それに対しあまちんは、委員長を抱きしめてありがとうの一言。
新居はズルいと思いながら興奮しています。
続いてあまちんが滝行に。
あまちんは
「もう勃ちません」
と無の境地に入りました。
「勃つわー」
をやめることに、なぜかむなしさを感じる新居。
次は滑川が滝行に向かいます。
メガネを外した滑川を見た新居は、美少女戦隊☆にじいろガールのナッキーに激似だと発見します。
なぜここにナッキーが?
推しが2人もいて頭を抱える新居。
そんな中、委員長が転んだ拍子に新居が池に落ちてしまいます。
水中で滑川の股間に触れてしまった新居。
そこで滑川が男と知ります。
ここなつに似ているあまちんも、ナッキーに似ている滑川も男だと知った新居は、
「ニューワールドォォ!!」
と叫びながら滝行をするのでした。
最後はタツミの番。
あまちんがいつもすいませんとあやまるタツミ。
その横であまちんが、びしょ濡れのタツミに
「勃つわー!!!」
と言いながら滝に打たれています。
一瞬で煩悩が復活するあまちんなのでした。
その後、みんなと一緒に帰るあまちんですが滝行のせいですごい熱が・・・!?
「あまちんは自称♂」3巻の感想
3巻でも次々あらわれるキャラに、とても楽しませてもらいました!
特にタツミの妹・苗美ちゃんが良かったですねー。
あまちんは周りから好かれることが多いのですが、苗美ちゃんはタツミを奪われないように敵視しているのが面白かったです。
あまちんと話す時、目が笑ってないんですよ本当に笑
3巻の最後であまちんが熱を出してダウンしてしまいます。
次回はおそらく看病回だと思いますが果たして・・・!?