においを嗅ぎたいという香太郎の一言から始まった2人の交際。
恋愛経験の少ない麻子は、戸惑いながらも順調にお付き合いしていきます。
前話1話ネタバレ
そんな中、香太郎と親しげにしていた女性のことが気になり涙を流した麻子。
領収書の確認をきっかけに、当の本人である一瀬こりすと出会ってしまうのでした。
さて、今回は『あせとせっけん』2巻のネタバレと感想です!
あせとせっけん2巻のネタバレとあらすじ
第9話 ゆずったりなんてしたくない
香太郎の同僚で麻子の涙の原因となった女性・一瀬こりす。
焦る麻子ですが仕事中ということで平静を装います。
しかし、一瀬と会話をしていくうちに、気になってしまった麻子。
香太郎と一瀬の関係を聞いてしまいました。
部署でお世話になっている先輩と答える一瀬。
ほっとした麻子は一瀬の話を聞いて、つい香太郎のことを口にしています。
一瀬は麻子と香太郎の関係を怪しんでいる様子。
一方、麻子も一瀬が香太郎に惹かれていることに気づきます。
ゆずりたくない・・・。
麻子はそう思っていました。
香太郎と合流した麻子。
飲みに行った帰り、大胆にもラブホテルの前で香太郎を引き止めます。
麻子の火照った表情を見た香太郎は・・・。
第10話 少しずつ変わって・・・
勢いでラブホテルに誘った麻子。
恥ずかしいと我に返りますが、幸せも感じています。
朝帰りの帰りには麻子からキス。
積極的な麻子に香太郎は驚きをかくせません。
香太郎と出会ったことで、自分に起こっている変化に気づく麻子。
香太郎に釣り合う女性になりたいと思うのでした。
出社した麻子は改めて昨日の夜のことを振り返ります。
恥ずかしさで赤面する麻子。
そんな中、上司から社員旅行の知らせが。
この社員旅行で起こる大きなできごとを、麻子はまだ知る由もないのでした。
第11話 名取、暴かれる秘密
社員旅行に参加した麻子。
ここで部署対抗の卓球大会が開かれることに。
香太郎も参加することになりますが、香太郎はかなりの運動オンチでした。
香太郎の知られざる一面を見た麻子。
もっと香太郎のことを知りたいと思うようになります。
卓球大会が終わった後、麻子は一瀬に声をかけられました。
そこで一瀬は香太郎を麻子に紹介します。
一瀬は2人が知り合いだということに気づきながらも仕掛けてくるのでした。
第12話 少年、名取香太郎
付き合っていることは秘密にしている麻子と香太郎。
突然の一瀬の行動に戸惑います。
香太郎は麻子のことを思い、初対面を装うことにしました。
麻子も察して合わせます。
その様子を見ても、一瀬はまだ怪しんでいました。
その夜、香太郎に会いたいと呼び出す麻子。
香太郎はバーで飲んでいたため泥酔しています。
ここで自分のせっけんと違うにおいがしことに気づく香太郎。
旅館の温泉に入ったので、においが違うのは当然ですが納得がいかないようです。
その後、楽しそうに話す2人。
香太郎は、出会った時のことを話しながら寝てしまいます。
香太郎を運ぼうとする麻子の前に、ある人物があらわれて・・・?
第13話 男として
どうしよう・・・?
人の気配を感じた麻子は、香太郎との関係がバレてしまうと焦ります
しかし、あらわれた人物は麻子の上司・大蔵部長でした。
麻子の様子を見て察した部長は、秘密にすることを約束してくれます。
社員旅行も終わり、仕事につく麻子。
そんな中、香太郎が熱で倒れたこと知ります。
看病をするために麻子は香太郎のもとへ。
香太郎は熱でフラフラの状態だったので心配する麻子ですが、香太郎はあることが気がかりでした。
それはにおいが嗅げないこと。
鼻がつまってしまいにおいが嗅げないことに気づいた香太郎。
麻子に心配をかけ、さらににおいが嗅げない自分なんて存在していいのか。
香太郎は変な方向でネガティブになっていました。
おかゆを作り看病を続ける麻子。
ここで麻子は大蔵部長にバレたこと伝えます。
あやまる香太郎ですが、麻子は大丈夫だと笑顔だったので一安心。
香太郎はお礼がしたいというので、麻子はあることをお願いします。
麻子のお願いとは頭ポンポンでした。
一瀬の頭をポンポンしていたことを見ていた麻子は、自分もやってほしいと思っていたのです。
それを聞いて自分の無自覚さにショックを受ける香太郎。
一瀬との関係を改めると言いますが、麻子はそれを止めます。
香太郎と一瀬の関係を無理にやめることはない。
そう麻子は言ってくれました。
抱きしめたいと思う香太郎。
しかし、風邪をうつすわけにはいかないと葛藤し、もだえる香太郎なのでした。
第14話 家族
8月に実家に帰ってきた麻子。
母の料理をする姿を、勉強のためと思いまじまじと見ます。
そんな麻子を見て母は、彼氏でもいるのと聞いてきました。
「うん」
返事をする麻子。
本当にいるとは思わずあわてる母。
麻子は香太郎の写真を見せます。
嬉しそうな麻子を見て、母は何かを感じていました。
そうしているうちに、弟の桂太が帰ってきます。
桂太は麻子の様子を見て、なんとなく男の影を感じ、気持ちがざわついていました。
その夜、母と香太郎について話す麻子。
香太郎を紹介してくれるのを楽しみにしている。
母の言葉に顔を赤くしながら返事をする麻子なのでした。
第15話 名取とかいう奴
母に彼氏がいると伝えたと香太郎に打ち明ける麻子。
香太郎はそれを聞いて嬉しそうにしています。
しかし、麻子には引っかかることが。
それは弟の桂太のことでした。
麻子は桂太にも彼氏がいることを伝えることにします。
平静を装う桂太でしたが、本当はとてもショックを受けていました。
桂太の働いているお店で食事をすることにした麻子と香太郎。
それを知った桂太は、香太郎がどんな男なのか品定めをすると意気込んでいるのでした。
第16話 初対面
出社した麻子は同僚から注目をあびます。
夜に桂太のお店に行くことになっていたので、オシャレをしていたからでした。
その姿に香太郎も驚かされます。
桂太のお店についた2人。
弟の前でしっかりしなくてはと思い、香太郎は身を引き締めます。
一方、桂太は香太郎の放つモテオーラに警戒心が高まりました。
密かに敵意を抱く桂太。
そんな桂太ですが香太郎の純粋な一面を見て、良い印象を受けます。
しかし、認めたくない桂太。
本性を暴いてやると鋭く目を光らせるのでした。
第17話 3人の欲しいもの
麻子から名前で呼ばれたい。
そんな会話をしている香太郎。
自然と笑う麻子ですが、桂太はまだ信用していません。
食事が進む中、麻子は
「香太郎のパンを分けて欲しい」
とお願いします。
この言葉にハッとする桂太。
麻子が席を立ったスキに、桂太は香太郎に話しかけます。
「あんたがどんな男なのか見ていた」
そのように伝える桂太は、香太郎にあることを確かめます。
それは
「姉は香太郎に物をねだるか」
ということでした。
たいていのことは我慢する人。
桂太から見て麻子はそういう姉でした。
そんな姉が今日、
「パンが欲しい」
と言った。
姉を変えた香太郎に、そのことをわかっていて欲しい。
自分の気持ちをぶつける桂太。
香太郎もその言葉に麻子をもっと大事にすると伝えます。
食事の帰り。
麻子は香太郎を名前で呼びます。
自分の願いを叶えてくれる麻子に嬉しさがこみ上げる香太郎。
それと同時に、もっと麻子にも欲しがってもらいたいと伝えます。
香太郎に喜んでもらえることが私の願い。
その言葉に大事にする言うことしかできない香太郎なのでした。
番外編 抱きしめたくて
麻子をひたすら抱きしめたい。
そんな理由で呼び出した香太郎。
麻子のにおいを堪能しながらひたすら抱きしめます。
下心はない・・・。
そういったものの、麻子の赤くなった顔をみて我慢ができない香太郎なのでした。
あせとせっけん2巻の感想
香太郎のことをゆずったりしたくない。
なんでも我慢してきた麻子が、そういう気持ちになれたことはとても素敵なことだと思いましたね!
2人とも本当に純心で心が洗われます。
そして、今回は麻子の家族が登場しました。
弟の桂太がいい味だしてます。
麻子のことが大事なんですね。
しっかりしないといけないと思った香太郎の、今後の行動が気になるところです。
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