東村アキコ先生の傑作漫画、「偽装不倫」第2巻。
婚活に疲れ対する思いをこじらせ、おひとり様生活に慣れまくったアラサー女子・鐘子(しょうこ)。
そんな女子が、お一人様の韓国旅行で出会ったイケメン韓国人のジョバンヒについたひょんな『嘘』。
(ドラマの設定では日本人カメラマン、判野丈(宮沢氷魚))
その理由は、「婚活疲れのこじらせアラサー女子」だと引かれると思い込んでいる鐘子が、「既婚者である」と悲しい見栄から装った嘘でした。
そこか漫画のような(漫画ですが)出会いから、韓国旅行の間だけの「偽装の不倫」を始める鐘子とジョバンヒ。
東村アキコ先生の傑作漫画『偽装不倫』の2巻。
加速していく二人の原作漫画での恋愛模様を、今回は熱くネタバレしていきます。
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漫画【偽装不倫】のネタバレ(2巻)
ジョバンヒとホテルで一夜をともにした鐘子は、韓国での「偽装不倫・二日目」を過ごすことになります。
立板に水の勢いで、次から次へと「人妻」を装う嘘が流れ出る鐘子。
偽の結婚生活の設定は、
- 派遣先の上司だった夫と職場結婚
- 最近はお互いに仕事が忙しくすれ違い生活
- 韓国旅行も夫とくる予定だったが、夫が突然の仕事でドタキャン
などなど。
そして、ジョバンヒがカメラマンになった経緯を尋ねる鐘子。
ジョバンヒは、10代の頃にモデルをやっていたが目が出ず、その時であったカメラマンさんに日本の写真学校を紹介してもらったこと、日本の風景を撮りに色んな場所を訪れたことを話します。
鐘子が、故郷は岩手県で宮沢賢治が有名だと話すと、ジョバンヒはスマホで「宮沢賢治」を検索します。
するとそこに出てきた画像は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』
主人公の名前が自分の名前と一字違いの『ジョバンニ』であることに驚くジョバンヒでしたが、しかしそれ以上に衝撃を受ける鐘子。
そう、鐘子(しょうこ)の名前の由来は、そのヒロインの名前と一字違いの鐘(カンパネルラ)からとった名前だったからなのです。
ジョバンヒから「鐘子」という名前の由来を聞かれた鐘子でしたが、それを鐘子ははぐらかします。
その理由は、この出会いはただの遊びであり「偽装不倫」。
運命的な偶然はいらない、と思ったためでした。
近くに面白いところが有るから写真を撮りに行こう、とジョバンヒは鐘子の手を取ります。
目をつぶって路地裏へ足を進めると、そこは恋人たちの聖地のようなカラフルな落書きのあるポップな塀の前。
両手を広げて、子供のようにキラキラとした笑顔で
ジャーン♪
と手を広げるジョバンヒの眩しさに、鐘子は駆け出し彼の胸に飛び込みました!
ジョバンヒ、君が眩しい。
嘘でもいいから、あなたに愛されたい。。
もう彼への想いを止められない鐘子は、ジョバンヒと熱い口づけを交わすのでした。
明日、日本に帰国しないといけないことを告げると、ジョバンヒは韓国料理が食べたいという鐘子を様々な場所に案内します。
恋人同士のように楽しい時を過ごし、日本での様々な人や社会の呪縛から開放された喜びを感じます。
最後の夜。
ホテルでジョバンヒは鐘子に指輪を外すよう、頼みます。
今夜だけは僕のものになって欲しい、、、と。
そう願うジョバンヒに答え、指輪を外し、彼に抱かれ朝まで眠る鐘子でした。
偽装不倫3日目 帰国
日本帰国の早朝。
寝過ごした鐘子は大慌てで帰り支度をします。
空港までは送れない、と言うジョバンヒに軽くショックを受けた鐘子は、その腹いせのようにジョバンヒからLINEアドレスを聞きませんでした。
しかしジョバンヒは鐘子との再会を心から確信しているようでした。
一方鐘子は、彼に対してのそっけない態度を後悔しつつ、姉の結婚指輪をホテルに置き忘れたことに気づかず帰国の途につくのでした。。。
家に到着し、お土産も買い忘れていた上に、結婚指輪までホテルに忘れてきたことを姉から責められる鐘子。
しかし、そもそも何故指輪を外してポケットに入れていたのかと鐘子が問いただすと、まごつく姉。
その姿に、姉も不倫をしていることに勘付くのでした。
その頃、韓国ではジョバンヒが、大きな病院で何か診察を受けるために入院着を着て待合室で(鐘子の)結婚指輪を見つめています。
ジョバンヒが鐘子を空港まで送れなかった理由は、どうもこの病院の診察のためだったようです。
銀河鉄道の夜の本を見つめながら、ジョバンヒを想い出し焦がれる思いの鐘子。
ホテルに電話しても指輪は見つからず、途方に暮れる鐘子は、ジョバンヒがおそらく指輪を持ち帰ったことを悟ります。
カメラマンであるジョバンヒはFacebookやインスタがあるはずと感じていますが、彼と再びコンタクトを取ると、また再び会いたくなる思いが再燃するため躊躇します。
そんな中、出張だと家族に嘘を付き、ピンク色の髪をした若い男といちゃついている姉の葉子を見かけてしまいます。
姉の不倫を確信した鐘子。
それでも結婚記念日前には指輪を返してくれと言う姉からのLINEに、心の何処かで喜ぶ自分がいることを客観的に見つめる鐘子。
そう、これでジョバンヒを探す理由が出来たからです。
姉の葉子は不倫相手の風太の23歳の誕生日を、高価なホテルのラウンジで祝っています。
同年代の女の子との付き合いに辟易している風太は、大人の女性の葉子にぞっこんの様子です。
自分は葉子さんといると疲れないし、会うと元気になると。
そして無邪気な笑顔で葉子に、どうして葉子は結婚しないのか?と聞くのでした。。。
ジョバンヒの秘密
『Jyobanhi.P(ジョバンヒ)』と言うインスタのアカウントをすぐに見つけた鐘子は、驚きます。
そこにはジョバンヒがあの結婚指輪の写真をインスタにUPしていたからです。
自分のカンパネラ(鐘子)はどこにいるのか、、。大事な指輪を取りに来て欲しい思いでインスタに上げたジョバンヒ。
しかし彼は大きな病院のベッドに腰掛けています。
どうやら検査入院をしているようです。
そして姉の知り合いのユン医師は、ジョバンヒの姉はこの病気のことを知っているのかと彼に問いますが、ジョバンヒは姉にはまだ黙っていてほしいと頼むのです。
ジョバンヒの病気とは一体。。。
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漫画【偽装不倫】原作2巻の感想
LINEまんがに現在も連載中の『偽装不倫』ですが、もう毎回、次が待ちきれません!
ああああ~~
どうしてこうもジョバンヒはカッコいいのでしょうか!(///ω///)
どのセリフもアラフォーの筆者でもキュンキュンしてしまいます。
そして空港まで送ってくれなかった理由は、どうもジョバンヒの病気のための検査のようですね。
そんな事情を知らず、鐘子は誤解したまま帰国してしまったことが悔やまれますが、これがまた、二人の『不倫なる恋愛』の展開をドラマチックにしていきそうです。
姉の葉子の不倫は、『真の不倫』のようですが、こちらの恋愛の展開も気になります。
しかし本当に、自分というものに自信の欠片もない鐘子。
昨今の日本のアラサー女子の思いを代弁しているかのようなセリフもあり、またアラフォー女性でも十分に共感することが出来るシーンも満載です。
どう進展するのか!?この『偽装不倫』。
目が話せないまま第3巻に続きます。
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