ハムラアキラシリーズの「悪いうさぎ」は、女探偵、葉村晶が主人公となる長編探偵小説。
前半戦の段階で既に、
- 美和の捜索を依頼される
- 綾子殺しの犯人が捕まるものの警察署内で自殺
- みのりの恋人は結婚詐欺師
- 晶に対する嫌がらせが始まる
など、様々なことがありましたが、いずれも解決はしていません。
美和も小島によって殺害されてしまったのでしょうか?
そして、カナの行方はどうなっているのでしょうか?
NHKドラマ・ハムラアキラ第6話にあたる「悪いうさぎ」中盤戦のあらすじとネタバレを紹介します!
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ハムラアキラ原作ネタバレ(ドラマ6話)悪いうさぎY
平家に隠された秘密
目覚めた晶は、外の物音に気付き、特殊警棒を手に取り立ち上がりますが立ち眩みを起こして床に転がります。
その物音を聞いて外にいた人物、大家の光浦が声を掛けてきました。
光浦は扉の上に、対人センサー付き警戒ライトをつけてくれていたのです。
晶は着替えをして図書館に行き、1980年の新聞を借りて読み始めます。
新聞社に勤める咲から、平について1980年を調べるようにといわれていたからです。
6月10日に満という男の子が営利誘拐された事件を晶は見つけ出します。
父親の名前は義光、母親の名前は貴美子、つまり、ミチルの両親でした。
誘拐から10日後に警察は公開捜査を開始、その3日後、満は他殺体で発見されています。
犯人は草野という大学生で、逮捕され、自供もあり、事件としては解決済です。
しかし晶は「満」という字を見て、嫌なことに気付くのです。
- 平家で、扼殺を「絞め殺すこと」と説明した時に聞こえた金属のような声
- 会食の日に会ったミチルの、男の子のような服装
- 晶とミチルが男女の関係であるかのような貴美子の発言
- ミチルは美和の初恋の相手だという亜寿美の言葉
考えるのをやめて煙草を吸いに出た晶は、桜井からの電話を受けます。
晶は桜井に「牛島の結婚詐欺は自己顕示欲からで、ホームページがあるのではないか」と助言していたのですが、それはあたっていました。
ただし、みのりに見せるかは内容を見てから決めたほうが良いと桜井は忠告します。
桜井からの電話を切った晶に、今度はミチルから連絡が入りました。
晶の家に来ると、ミチルは「しばらく晶と居候する」と言い出します。
最初は断る晶でしたが、ミチルが母親のことで追い詰められていることに気付き、
- 夜は部屋から出ないこと、
- 来客があってもドアを開けないこと、
- 毎日家に連絡すること、
- 学校に行くこと
を条件に了承するのでした。
4人の少女たちの関係性とは
晶の予想通り、ミチルはカナのことを知っていました。
カナはミチルたちよりも3歳年上で、美和とカナ、カナと綾子は友人同士でした。
美和は、香代の仕事も、カナがマンションに居続けられるようにしていました。
しかしミチルは、カナがそれほど好きではなかったようです。
春休みが始まったころ、ミチルはカナが行方不明であることを知らされますが、本気で取り合わなかったことから美和とは喧嘩になったとのことでした。
そんなミチルも大麻は使っていたようですが、悪びれた様子はありません。
晶は、日付をもとに事件を見直してみます。
3月16日…カナが行方不明になる
3月19日…カナが映画館を無断欠勤する
3月20日…カナの叔父を名乗る人物がカナの勤務先に電話を入れて退職
3月21日前後…美和がカナの引っ越しに気付く
4月上旬…綾子を調べていた美和が小島を脅して取引をやめさせる
4月20日前後…ミチルが家出する
5月3日…美和が行方不明になる
ミチルたちは、カナが消えたことに何らかの組織が絡んでいると考えていたようです。
さらにミチルは、行方不明になる直前の美和も、「わりのいいバイトを見つけた」と話していたことを晶に教えるのでした。
再び、警察署にて
晶は長谷探偵調査所で、清算ついでに牛島のホームページを見ようとします。
同行してきたミチルに合鍵を作って渡すと、彼女はそれをお守り袋に入れました。
晶は、そのお守り袋が、美和・カナ・綾子・ミチルの4人が、お揃いで同じものを持っていることを聞かされます。
警察に捜査させるため、晶はミチルに、カナの写真のコピーを頼みます。
調査してくれるのかとミチルは聞きますが、それに対して晶は、探偵は慈善事業ではないと答えるのでした。
長谷探偵調査所で料金表を見たミチルは高額であることに驚きつつも晶を雇おうとしますが、断られるミチル。
そこに辻亜寿美から、調査は打ち切りたいという連絡が入り、晶は3日間だけ調べさせてほしいと頼みます。
すると、お願いしますという、どちらともとれる言葉を残して電話は切れてしまいました。
その後に晶は牛島のホームページを確認しますが、内容は想像以上にひどいものでした。
牛島は、みのりと晶に、自分の取り合いをさせようとしていたことが分かります。
さらにそこには、牛島によって自殺に追い込まれた女性がいることまで書かれていました。
2人を引き離す方法を考えながら家に帰ると、部屋の前にパトカーが止まっていました。
警察と話しているのは、怪我をしている光浦です。
ゴミ袋を持った世良らしき男が晶の部屋に近付こうとしていたため後ろをつけたところ、ライトに驚いた男が階段を落ちてきたというのです。
光浦に状況を説明していたところに警察官が現れ、職務質問をした警官を世良が神田川に投げ込んで逮捕されたということが分かります。
晶たちは再び警察署を訪れますが、そこで東都総合リサーチの久保田所長と、世良の祖母に出くわしてしまいます。
久保田所長は晶が脅したと警察に証言するよう求め、世良の祖母は晶を罵ります。
腹を立てた晶は、わざと世良の祖母を怒らせて殴られ、警察官たちに連行させるのでした。
帰宅し、ミチルが眠ったのを見届けて、晶は長谷川所長に連絡を入れます。
長谷川は、久保田所長に釘を刺し、世良の祖母からも目を離さないと晶に告げます。
するとその電話を切った直後に、激怒したみのりから電話が入りました。
牛島から晶と会ったことを聞き、偶然ではないと悟ったことから怒っているのでした。
そんなみのりに強く責められて、晶は、ついホームページの存在を明かしてしまいます。
ミズチがウサギに
カナについて調べるために出かける途中で、晶はミチルからカナの写真をもらいます。
アルバムには少女たち4人を写した写真もありました。
撮影者は野中という、平義光や、滝沢喜代志たちと同じ「二八会」の男性です。
2人が向かったのは、カナの父親である水地家の別荘です。
カナの母親、香代の母親に関わる別荘の管理をしている東間夫婦に晶は話を聞きます。
ミズチについて語る夫婦に、晶は「鮫」とも書く、というような答えをします。
祖父母により母親から引き離されたカナと香代は、その別荘で年に2度会っていました。
さらに、晶たちはカナに哲朗という弟がいることを知るのでした。
カナが失踪した事実を隠したまま、水地家の住所を聞き2人は別荘を後に。
父親の後妻である里美にカナの消息を聞くと、美和も同じことを聞きに来ていたようです。
捜索願を出すように依頼して水地家を後にした2人に声をかけてきた人物がいます。
それは、カナの弟・哲朗でした。
カナは彼に、ゲームで大金が稼げることと、ミズチがうさぎになる、と話していました。
亜寿美からの呼び出し、しかし…
晶とミチルは綾子に線香をあげたあと、刑事の柴田と速見に出くわします。
速見は小島が所持していたリストを見せる代わりに情報を求め、晶は取引を受け入れます。
4人は、カナが住んでいたアパートへ。
晶の訪問時は冷たい対応をした管理人ですが、警察が一緒となると話は違います。
そこで、カナの叔父を名乗る人物が、ストーカーに追われる彼女を守るために不動産契約の解除を申し出て、ライトバンで荷物を運び出したことが分かります。
晶は長谷川に連絡し、野中と亜寿美の関係を聞くと、2人に男女の関係があるだけではなく、野中は宝石店の経営権を奪おうとしている様子です。
そして晶は、貴美子との電話で、彼女がミチルを男だと思い込んでいることを確信します。
そんな中、牛島が闇討ちに遭ったと晶は柴田から知らされるのでした。
晶はミチルに母親について聞きます。
やはり貴美子はミチルに「男の子でいること」を強制していました。
そしてミチルも母親を気遣い続けていたものの限界が近いようです。
しばらく話していた二人は部屋に戻りますが、深夜、家の外にあるセンサーが反応します。さらに晶の携帯に電話が掛かってくるのですが、相手は牛島でした。
牛島を怒鳴りたい気持ちを抑え、晶は、彼の自己満足を撃沈させる方法を探します。
会話では晶に勝てないと感じた牛島は、捨て台詞を吐いて電話を切りました。
気分が落ち着かせて眠ろうとした晶の携帯が再び鳴ります。
相手は、辻亜寿美でした。
話したいことがあるといわれて了承した晶は家を出ます。
しかし何者かに背中を複数回殴打され、意識を失ってしまうのでした。。。
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「悪いうさぎ」中盤戦 の感想
基本的には反抗的な態度ばかり取るミチルですが、貴美子のために努力していることが中盤戦からは伝わります。
また、そんなミチルに対して、父親の助けがないということも明らかになります。
相変わらず事件全体は謎のままですが、世良は無事逮捕されて、少し安心です。
ただし世良の祖母は晶に対してかなり攻撃的ですので、まだ何か起こるのかもしれません。
またカナの残した「ゲーム」「ミズチがうさぎになる」という言葉が気になります。
ゲームとうさぎには関わりがあるのでしょうか?
中盤戦でも、やはり晶は非常に不運で、ラストでは何者かに襲われて意識を失ってしまいます。
晶を襲った犯人は誰なのでしょうか。
そして、晶は無事なのでしょうか。