花恋つらね4巻ネタバレと感想!源介、雄全開!もうヤバイって~

    花恋つらねネタバレ

    想いを通わせ、芸事にも良い影響が出始めた惣五郎と源介。
    源介は箍が外れたかのように、惣五郎に触れたがります。

    宿泊しているホテルや学校、双方の部屋でなど、隙あらば惣五郎との関係を先に進めようとしているようです。

     

    3巻では、体を繋げるのは「巡業が終わってから」という約束をした二人。
    その巡業がいよいよ終わったのですから、源介がぐいぐいと攻めてくるのも無理ないでしょう。

    だって惣五郎が可愛すぎる!(*´艸`*)

    色事に疎いのか、それともそれだけ源介に惚れているからなのか。

    ちょっとした触れ合いに頬を染める惣五郎は、源介だけでなく私の胸までキュンキュンさせてくれます。

     

     

    目 次

    花恋つらね4巻(最新刊)のネタバレ♪

    急加速で深まっていく二人の関係

    4巻では、源介の兄である蔦丸が、なぜ惣五郎に厳しく当たるのかという謎が解明されました。

    巡業終りの挨拶のあとで、源介は惣五郎の痛めた足を気遣いながらも、約束のことを匂わせます。

    「今日は! 病院行くから!」

    と赤面しながら言う惣五郎との会話を、なんと蔦丸が耳聡く聞いていました。

    巡業中、階段で転んだ蔦丸を庇うようにして落ちた惣五郎。
    それで怪我をさせてしまったと知り、蔦丸の顔色が蒼白に……。

    なんと蔦丸、惣五郎の祖父である菊右衛門の大ファンなのだそう。

    蔦丸の目標であり、理想の権化でもある菊右衛門の孫に怪我をさせたとなったら、大問題です。

     

    結局蔦丸は、憧れの菊右衛門に生まれた時から稽古をつけてもらっている惣五郎を、ひがんでいただけのようです。

    蔦丸が何度指導を頼んでも、祖父の寿一郎は許してくれなかったのだそう。
    つまり、蔦丸は一度も菊右衛門に稽古をつけてもらえていないのです。

    それなのに、蔦丸の目からすると惣五郎はまだまだ下手なので、腹が立っていたようですね。

     

    さて、蔦丸の態度の理由もわかり、源介とも両想いになった惣五郎。
    久し振りに登校した学校で、文化祭について打診されます。

    惣五郎と源介のクラスはお化け屋敷をするので、二人にお化け役をやって欲しいとのこと。
    ついでに衣装づくりも頼まれてしまいました。

    裁縫をほとんどしたことのない惣五郎は、衣装づくりに関して戸惑いを見せますが、なんと源介が快諾してしまいます。

    大丈夫なのかと心配する惣五郎とは対照的に、ニコニコしている源介。
    直後に惣五郎は、源介の家に泊まりがけで衣装づくりをすることを提案されます。

    即座に約束を連想した惣五郎は、赤面しながらも源介に丸めこまれてしまいました。

    これは……源介の作戦勝ちですね!

    お泊りの日が楽しみなところで次話へと続きます。

     

    源介が止まらないっ!

    衣装づくりという最もな名目で惣五郎を家に招いた源介。

    二人きりになると、さっそく惣五郎にキスしまくり!
    とは言っても、家には源介の家族もいます。

    惣五郎に窘められて、二人は衣装づくりに取り掛かることにしました。

    ですが、やはり裁縫の経験があまりない男二人。
    衣装づくりになかなか苦戦します。

    とりあえず、出来たところまでで試着することにしました。

     

    源介のまえで上着を脱ぎ、衣装に着替える惣五郎。

    無防備な姿に、源介の顔が雄へと変わっていきます。

     

    ボロボロの衣装を気にする惣五郎に、化粧や照明でそれなりになるとフォローする源介。
    するとなにかのスイッチが入ったのか、惣五郎が四谷怪談の一場面を演じます。

    「恨めしいぞえ、伊右衛門殿……」

    そうやって、切なげな表情で身を寄せられてはたまりません。

    源介はとうとう、惣五郎をベッドへ押し倒してしまいました。

     

    それからはもう止まらない!

     

    戸惑う惣五郎に、
    「お前が絶対嫌…って言うならやめるけど…」

    と源介は思い遣るものの、そう言われて惣五郎が「嫌」という筈もなく。

     

    源介は惣五郎の胸や股間を優しく愛撫するのですが、それにいちいち反応する惣五郎が可愛い!(*´艸`*)

    女形だからなのか、感じている顔もとても色っぽいです。
    源介が雄全開になるのも頷けますね。

     

    源介の手でイッた惣五郎は、今度は自分もと源介のものを握ります。
    しかしその刺激が強く、源介はあっさりと達してしまいます。

    しかも、白いモノが惣五郎の顔に……!

    結局二人は最後まですることなく、そのまま風呂場へ直行したのでした。

     

    風呂場では、お互い見慣れている筈の裸にドキドキ。

    惣五郎は、つい先程までの行為を思い出しながら、源介をちらちらと盗み見します。
    その視線に気が付いた源介に再び火が付く!

     

    「もうちょっとだけしていい?」

     

    と強請られて、惣五郎はあっさりと快諾します。

    この後のことを想像すると、そんなに簡単に許可して大丈夫なの? とこちらは心配になりますが……

     

    源介も惣五郎も、男相手の経験はありません。
    だからなのか、お尻に指をちょっと入れただけで、惣五郎は

    「いった~~~~!!」

    と叫び声をあげてしまいました。

    案の上、それを聞いた源介母が乱入しかける事態に。

     

    なんとかその場は誤魔化したものの、あまりの痛みに惣五郎の方が尻込みしてしまいます。
    でもそんなことで諦めるなんて出来ません。

    源介は、今度はちゃんと調べておくからと惣五郎に頭を下げるのでした。

     

     

    幸せオーラが溢れてる!秘密の恋がバレるのは時間の問題か

    しかし、結局それ以上進むことなく、文化祭がやって来ます。

    自由時間に一緒に回ろうと女子から誘われる源介。
    そこへ惣五郎が化粧の仕上げを手伝ってと声を掛けます。

    惣五郎、実はちょっとやきもちをやいていたみたいです。

    こんな風に素直な惣五郎は本当に可愛いですね!

     

    恋人同士ということもあってか、化粧をしている間は二人の間にそれらしい雰囲気が流れています。

    二人の関係は周囲に秘密にしているのですが、源介があまりにべたべたと惣五郎に触れているのと、それを大人しく受け入れている惣五郎に周りもドキドキ。
    エロいと言われてしまいます。

    それを誤魔化すように、本場仕込みの技術でおばけ役に成りきる惣五郎。
    本職がやっているとあって、おばけ屋敷はなかなか好評の様子です。

    惣五郎と自由時間がずれている源介は、校内を西田と一緒に回っています。

    そこへ、カメラマンのヒデが登場しました。

    源介曰く、「昔から取材とかで写真撮ってもらってる人」なのだそう。

    他愛ない会話の後で別れました。

     

    しばらくして、源介と惣五郎、一緒の自由時間がやって来ました。
    でも、なんだか惣五郎の様子が変?

    二人は、ひと気のない校舎裏へと移動します。

    そこで惣五郎は、二人の関係が友人のヒロトにバレてしまったことを伝えます。

    しかし、ヒロトを信頼している惣五郎の言葉を聞いた源介は、そのことについて特に問題はないと判断します。
    それよりも、惣五郎がヒロトに本当のことを話したので、それが嬉しいと喜び、良い雰囲気になった二人は、ぎゅっと抱き合います。

     

    そのままの流れでキスをしようとした源介。
    しかし、学校だからと惣五郎に拒まれます。

    「…イヤ?」

    と、ちょっと甘えるような表情で惣五郎を見下ろす源介。

     

    その顔は卑怯……!!

     

    すると、なんと惣五郎から源介にキスを……!

    今までずっと受け手だったのですが、惣五郎もやはり男。

    触れたい気持ちは源介と同じなのでしょう。

     

    短いキスに、源介は喜びながらも若不満そう。
    惣五郎は付き合い切れないとばかりに歩き始め、源介もその背中を追いました。

    そんな二人のやりとりを、物陰からこっそりと見ていた人物が……。

    そう、カメラマンのヒデです。

    なんだか少し、波乱の予感がします。。

     

     

    稽古を重ねる二人の裏で飛び交う思惑

    文化祭が終わった後、二人は新たな舞台の配役を伝えられます。

    惣五郎は鳴神の「雲の絶え間姫」と、勧進帳の「義経」。
    源介は勧進帳の「富樫左衛門」。

    どちらも大きな役でありながら、あと2カ月しか練習の期間はありません。
    二人にはプレッシャーが圧し掛かります。

    惣五郎は、父の勧めで、源介の父である雲昇に稽古をつけてもらうことになりました。

    当初は父親と一緒に源介の家へ行く予定でしたが、
    「お前早めに来て」
    と源介に強請られ、素直に一人で訪問します。

    源介の部屋で、二人はぎゅっと抱き合います。
    キスも交わしていい雰囲気に(〃∇〃)

    しかし源介は、もうすぐ兄の蔦丸が帰ってくると惣五郎に伝えます。
    蔦丸は、ノックもせずに部屋に入って来るので気が抜けないのだそう。

    そうとわかった惣五郎は、名残を惜しむ源介をさて置き、さっさと「お勉強」に頭を切り替えたのでした。

     

    一方、惣五郎の家では、ヒデが菊右衛門を訪ねていました。

    「内密にご相談したいことがありまして」
    そう言って、菊右衛門に、文化祭で見たことを伝えます。

    初めて知った、惣五郎と源介の関係に、驚きを隠せない菊右衛門。

    難しい顔で、この話をどうするつもりかとヒデに問います。

    しかしヒデは、惣五郎と源介を心から心配して菊右衛門に話しただけのようです。

    悪い人ではなかったんですね。

     

    そうとは知らず、惣五郎と源介は稽古に打ち込む日々が続きます。
    そんな中、菊右衛門は八代目高村雲之介を料亭に呼び出しました。

    そこで、源介が『寿一郎』となれるかどうかを尋ねます。

    長男の蔦丸は女形なので、『寿一郎』を継ぐなら源介の方が可能性は高いと言う雲之介。
    しかし菊右衛門は、そんなことを尋ねたわけではありませんでした。

     

    単純に『寿一郎』を継げるかではなく、源介の祖父のような『寿一郎』になれるか。

    困惑する雲之介に、菊右衛門は「源介を見てやってくれないか?」と打診します。
    源介を育てて欲しいと言っているんですね。

     

    菊右衛門は女形です。
    立役の稽古をつけることは出来ません。
    そこで、雲之介に相談したようです。

    しかしここで、問題発言が飛び出します。

    雲之介は不穏な表情を浮かべたまま、
    「それは、おれがどれだけ『寿一郎』が嫌いだったか、わかってて言ってんだよな?」と問います。

    菊右衛門は、なにか考えのある顔で「ああ」と返しました。

     

    その後、源介と惣五郎は、いよいよ全体稽古へ。
    そこには、惣五郎の相手役となる武市もいるので、源介は嫉妬でモヤモヤ。

    「おれは…お前を選んでんだからいいじゃん、それで」と、惣五郎に窘められます。

     

    そして、全体稽古の挨拶で雲之介が稽古をつけることを知らされる面々。
    一同に緊張が走ります。

    ここで4巻は終わっていますが、5巻はなんだか波乱の予感ですね。。

     

    ちなみにコミックス描き下ろしは、源介が自分のインスタに突如として惣五郎の写真ばかりをアップし始め、ファンをざわつかせるお話しでした。
    こちらも大変可愛らしい内容です。

     

     

    花恋つらね 第4巻の感想を熱く語りたい❤

    これまでの1~3巻と比べ、両想いになった二人が甘々で、とても幸せになる巻でした!

    もうすこしあっさりしていると思っていた源介が、長年の片思いを実らせたかのように惣五郎へと強く迫る様子に、ドキドキ、キュンキュンしっぱなしでした!

    そして惣五郎!

     

    いちいち反応が可愛いすぎる~!

     

    こんな惣五郎だったら、女性でも襲ってしまうかも知れませんね……ドキドキ。

    源介と両想いになって、体も少しずつ触れ合うようになって

    惣五郎は日に日に色気を増している気がします。
    しかも、次の舞台で演じるのは、スーパーキャリアウーマンでありながらセクシー美女でもあるという雲の絶間姫です。

    武市演じる鳴神を色気でたぶらかすなど、なにかと絡みが多いそう。

    個人的には、武市に惣五郎の魅力に気付いてもらって、もう一悶着あると面白いなと思っています。
    しかし、一波乱は確実にあるでしょう。

    『寿一郎』が嫌いだと言う雲之介に、源介の稽古を頼んだ菊右衛門。
    かなり厳しい稽古になると予想されます。

     

    また、私は寿一郎と菊右衛門が、単なるライバルだったとは思っていません。
    たとえばいまの源介と惣五郎のような、通い合う想いがあったのではないかと想像しています。

    これからの展開には、菊右衛門の考えが大きく影響してくると思われるだけに、二人の過去や経緯がどういったものかも知りたいところですね。

     

    BL読者としては、源介と惣五郎の関係がもっと深いところまで進展して欲しいです。
    しかし、これだけの伏線が4巻で張られてしまっては、5巻で順調に体を繋げるという流れにはなりにくいのではないでしょうか。

    それよりも、二人の将来に関わるもっと大きな出来事が起こる予感がします。

    そう考えるととてももどかしいですが、5巻を楽しみに待つことにしましょう。

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