人間と獣人が暮らす世界を舞台に、人間の花と獣人のサナティが少しずつ心を惹かれ合っていく様子を繊細に描いた作品が、柚樹ちひろ先生の「獣人さんとお花ちゃん」。
人間と獣人が暮らしている世界とは言え、人間と獣人との間には大きな壁があるなか出会った二人。
二人のエロチックな愛の行為も、柚樹ちひろ先生の美しい画像とともに豊かに描かれています。
そんな「獣人さんとお花ちゃん」の1話のあらすじやネタバレについて今回は紹介していきます 😉
獣人さんとお花ちゃん1話ネタバレとあらすじ
2018年の春。
保育士を目指している花は資格取得試験までにお金を貯めようと、求人情報誌を見ながら歩いていました。
その途中、花は人間と獣人が住む区画を隔てる壁に空いた穴へ、転がったボールを見つけるために中に入ろうとしている子供を見つけます。
子供のかわりに穴から中に入り、子供にかわってボールを見つけてあげた花でしたが、なんと見回りをしていた獣人に見つかってしまいした!
その大きなガタイのいい獣人は、花を他の獣人から隠して、花をかばってくれたのです。
獣人との同居生活
どうして自分をかばってくれたのかとたずねる花に、獣人はお前を食べるためだと冗談を言いながら、花に早く戻るように言いました。
お礼を言い、帰ろうとする花でしたが、亀裂の場所がわからなくなり、帰れなくなってしまいます。
そんな花を見かねた獣人は自分の家に花を連れていき、亀裂の場所がわかるまでの間、一時的に自分の家で匿うと言います。
自分が人間である花を匿うのは人間が嫌いだからであり、余計な騒ぎになってたくさんの人間が来ることを避けるためなんだ、と獣人は花に冷たく告げました。
話を聞いた花は獣人の家で世話になることになり、そこで初めて互いに名前を名乗ります。
この時、花は獣人がサナティという名前であることを知りました。
サナティが家をあとにし、ひとり家に残された花は窓の外で子供の獣人達とサナティが楽しそうに遊んでいる姿を目にします。
人間の世界でこれまで何度も目にしていた『獣人は危険だ』というニュースとはまったくちがう獣人の姿に、花はあたたかさを感じるようになるのでした。
獣人に押し倒されて…(///ω///)
その後、亀裂を見つけることができずに帰ってきたサナティに、花は作っていた夕食をふるまいます。
サナティと一緒のテーブルを囲んでの食事に喜びを覚えた花は、人間と獣人は一緒に話をしたり遊んだりすることができる、人間と同じだ、どうして人間界と獣人の世界と壁を作ってしまったのか、と口にし、サナティを怒らせてしまいます。
人間の花が、安易に獣人に寄り添うような発言をしたのが癇に障ったようでした。
落ち込んだ気持ちのまま、花は風呂に向かいます。
花に対して強く言い過ぎたかも、と悔やんでいたサナティの耳に、慌てた様子の花の声が聞こえてきます。
何かあったのかと風呂場をのぞいたサナティの目に飛び込んできたのは…何も身にまとっていない花の姿でした(///ω///)
棚の上にあるタオルを取ろうとしていた花の頭上にある籠が落ちそうになっていることに気づいたサナティは、花をかばおうとし花をその場に押し倒してしまいます!
思い出すのは、あの人の姿
豊かな胸をあらわにし、押し倒された状況に恥ずかしがる花に我に返ったサナティは慌ててその場をあとにしますが、初めてふれる女性の肌のやわらかさと甘い香りに戸惑っていました。
すると、そこに獣人のハクがやってきます。
ハクから人間の匂いがすることを指摘されたサナティはごまかしますが、ハクから人間が侵入したと噂になっていること、侵入した人間がメスだった場合、今がちょうど獣人が発情する「忌み月」のせいもあり、すでに食われているかもしれないと話します。
ハクにもう発情したのかと聞かれたサナティは否定しますが、先程の花の裸を思い出してしまいます。
浴槽に浸かる花は、サナティに押し倒されたことでサナティが男性であることを意識していました。
すると浴室の窓の向こうに誰かがいる気配を察知します。
さっと隠れてしまった何か。
浴室の向こうにいたのは一体誰だったのでしょうか……。
獣人さんとお花ちゃん1話の感想
壁を超えて、獣人の世界に迷い込んでしまった花ですが、獣人サナティの花に対する不器用な優しさや、女性に対して慣れていない感じがとても初々しくてキュンとしますね^^
また風呂場での一件で、サナティのことを男性と認識した花の今後サナティに対する態度もどう変わっていくのでしょうか。
そして最後に出てきた浴室の窓の向こうにいたのは一体誰なのか、そして何の目的で浴室をうかがっていたのかも、非常に気になるところです。
余談ですが、、花ってスタイル良すぎ(* ̄∇ ̄*)
「獣人さんとお花ちゃん」2話もとても楽しみです!
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