動き出す歯車は、良くない方へと動き出している様子。
心配でならない『きみは面倒な婚約者』8話のネタバレと感想です。
婚約者なのに自分に自信が無く、読んでいる少女漫画の悪役に自分を当てはめてしまう紫乃。
そんな主人公・紫乃の誤解と思い込みは正しい方へと転換できるのでしょうか?
きみは面倒な婚約者8話ネタバレ
今回の8話は主人公・紫乃の目線で物語が語られていきます。
面倒な婚約者だよ
紫乃はエッチをしたあの夜のことを思い返します。
橘さんは丁寧に愛してくれた。
何度も私の名前を読んでくれた。
なのに、、
事が終わったベランダで、よりによって隣人・花澤さんに
面倒な婚約者だよ。
と愚痴を言っていた。。
紫乃はベッドの上でその言葉にショックを受け、耳をふさいだのでした。。
3年前の切り札
出社すると、紫乃は女性社員達が橘さんの元カノの話をしているのを耳にしました。
モデルに似ているきれいな彼女と付き合っていたのに、紫乃と婚約するために別れたと。
その話を聞きながら、紫乃は橘さんと婚約する前の事を思い出します。
二人は資料室で世間話をする仲ではありました。
そんな中、営業部のホープでイケメン、それでいて優しい橘さんがどんどん好きになっていく。
しかしウルトラ美女の受付女性から、階段下で告白されていたところも目撃したりして、ちんちくりんな自分に自信が無くて、告白する前に諦めてしまっていました。
そこで使った最後の切り札のカードが「社長令嬢」でした。
誰にも橘さんを取られたくないと思った紫乃は、社長である父親に頼み込んで、橘さんを婚約者にしてもらったのです。
そんなズルい、3年前の自分が一番嫌いだ、、と感じている紫乃。
醜い心の自分に落ち込むばかりです。
漫画の結末と自分
エッチをしたあの夜、ベッドで眠る橘さんの傍らで、紫乃はお気に入りの漫画をスマホで読んでいました。
それに出てくる花澤さんそっくりなヒロインと、橘さんそっくりなイケメンヒーロー。
そして二人の邪魔をする悪役の婚約者。
まるで自分のようだとその『悪役婚約者』に自分を重ね合わせてしまっています。
その漫画の最終回は、邪魔をしていた婚約者が最後に彼を解放してあげる、と言って身を引く結末でした。
あなたが本当に愛しい人を手に入れて幸せになれるのなら、自分は身を引くと。。
そのシーンを読んで胸を痛める紫乃。
そこで自分もこの悪役婚約者のように、橘さんの幸せを願って自ら身を引こう、、と決意したようでした。。。
きみは面倒な婚約者8話の感想
とうとう、紫乃の誤解と思い込みで別れを決意してしまったようです。
読んでいてつらい。。。
どうかこの誤解を早く解けるように、橘さん!どうしますか!(>_<)
次回こそはイチャイチャな二人が見たい、というのが素直な感想です。
紫乃、あなたも幸せにならなきゃ。